問題を解決、リーダーはわきから見てコーチングすればよいか

問題を解決するために、リーダーはわきから見てコーチングすればよいか

問題を解決するために、リーダーはわきから見てコーチングすればよい、とか、やはりリーダーシップは先頭に立ってすべきだとか、両刀使いであるべきとか、最近の状況をみると多くの思想、方法論、実践が解説されています。雑誌、書籍、ウェブサイト投稿には毎日のようにリーダーシップ関連の記事があります。

 

今日は古典から最近までの書物を紹介したいと思います。

さて、リーダーシップとは何でしょうか?古代から現代まで、さまざまな定義や視点がありますが、一般的には、人、人々を動機づけて共通の目標に向かわせる能力や行動と言えるでしょう。しかし、その方法やスタイルは時代や文化によって異なります。歴史上の偉大なリーダーたちはどのようにして人々を導いたのでしょうか?彼らはどのような特徴や価値観を持っていたのでしょうか?彼らはどのような課題や困難に直面し、どのように乗り越えたのでしょうか?
そこで。古典的から最近に至るリーダーシップの書物を紹介します。これらは、リーダーシップの本質や原則を探求したもので、きっと読者の皆様にも仕事上の参考になるでしょう。
以下は、私が繰り返し熟読し仕事に活用、知識として熟読、必要な章を熟読、パラパラ拾い読みし、マークつけした、と感銘を受けたものです。ご興味があれば、以下のウェブサイトをクリックしてぜひ読んでみてください。日本語化されていないウェブページもあります。

読者の皆様にも仕事上の参考となる古典中の古典

『孫子』:中国の古代軍事思想家である著者孫武が書いたとされる戦略・戦術・組織論の古典です。戦争だけでなくビジネスや政治にも応用できる普遍的な原則が満載です。特に有名なのは「知彼知己、百戦不殆(かれをしりおのれをしればひゃくせんあやうからず)」という言葉で、敵と自分の状況を正しく把握することが勝利の鍵だと説いています。
『君主論』:イタリアの政治思想家であるニコロ・マキャベリが書いた政治学・倫理学・心理学の古典です。君主(リーダー)が国家(組織)を統治するために必要な技術や条件を分析しています。彼は道徳や正義ではなく現実と効果を重視し、「目的は手段を正当化する」という考え方を示しています。
『自助論』:スコットランドの哲学者であるサミュエル・スマイルズが書いた自己啓発・成功学・人生哲学の古典です。人間は自分自身の努力や志向によって成長や幸福を達成できると主張しています。彼は多くの偉人の事例を挙げて、勤勉・節約・誠実・信頼・勇気などの美徳を説いています。
『人を動かす』:アメリカの作家、評論家であるデール・カーネギーが書いた人間関係・コミュニケーション・影響力の古典です。人と良好な関係を築き、自分の考えや提案を受け入れさせるために必要なスキルや態度を紹介しています。彼は人間の心理や感情に訴えることが重要だと説いています。
以上が古典的な古典のリーダーシップの書物です。これらの書物は、リーダーシップの本質や原則を深く理解するのに役立つでしょう。もちろん、皆様リーダーにはこれらの書物だけでは不十分だと思います。現代の環境や課題に対応するためには、新しい知識やスキルも必要です。しかし、古典から学ぶことは、リーダーシップの基礎を固めることになると思います。ぜひ、読んでみてください。

コミュニケーションスキルに関する本

コミュニケーションスキルに関する本をおすすめします。以下の本は読んで参考になりました。
『非暴力コミュニケーション』NVC):アメリカの心理学者であるマーシャル・ローゼンバーグが書いたコミュニケーション・対話・平和構築の古典です。相手と自分の感情やニーズを表現し、共感し合うことで、互いに満足する解決策を見つける方法を教えてくれます。彼は暴力や抵抗ではなく協力や信頼を促進することが重要だと説いています。
『7つの習慣』:きっと皆さまは熟読したのでは? アメリカの経営コンサルタントであるスティーブン・R・コヴィーが書いた自己管理・人間関係・組織運営の古典です。個人や組織が効果的に目標を達成するために必要な習慣を紹介しています。彼は自己責任や主体性、相互依存性や協働性、持続的な改善や学習性などの価値観を説いています。
『嫌われる勇気』オーストリアの心理学者であるアルフレッド・アドラーの思想をもとに、人生における悩みや問題を解決するための本です。彼らは他者や社会に依存せず、自分自身で判断し行動することが重要だと説いています。日本の哲学者である岸見一郎と同じく哲学者である古賀史健が書いた哲学・心理学・人生論の古典です

コミュニケーションスキルを向上させるための方法

実践して効果を感じています。

– 聞く力を鍛える:

コミュニケーションスキルの基本は、相手の話をよく聞くことです。相手の言葉だけでなく、声のトーンや表情や仕草なども注意深く観察する。相手が何を伝えたいのか、何を感じているのか、何を求めているのかを理解する。そして、相手に理解したことをフィードバックする。例えば、「あなたは~と言っていますね」「あなたは~と感じていますね」「あなたは~が欲しいのですね」というように心情や感情を入れてフィードバックで伝える。これによって、相手は自分の話が聞かれていると感じ、信頼感や安心感が生まれます。

– 話す力を鍛える:

コミュニケーションスキルのもう一つの基本は、自分の話を上手に伝えることです。自分が何を伝えたいのか、何を感じているのか、何を求めているのかを明確にする。そして、相手に伝わりやすいように言葉や表現を選ぶ。例えば、「私は~だと思います」「私は~と感じています」「私は~が欲しいです」というように伝える。これによって、相手は自分の話が分かりやすくて聞きやすいと感じる。

– 調整力を鍛える:

コミュニケーションスキルを応用することは、相手と自分の間にあるズレやギャップを埋めることになる。相手と自分は必ずしも同じ考えや感情やニーズを持っているわけではない。時には違いや対立が生じていることもある。その場合は、互いにコミュニケーションの頻度を増やす。

リーダーシップに関する他の本で参考になったもの

– 『変革のリーダーシップ』:アメリカの経営学者であるジェームズ・マクレガー・バーンズが書いたリーダーシップ・政治学・歴史学の古典です。リーダーとフォロワーの関係性を分析し、トランアクショナル・リーダーシップとトランスフォーメーショナル・リーダーシップという二つのタイプを提唱しています。彼は後者のトランスフォーメーショナル・リーダーシップの方がより高度で効果的なリーダーシップだと説いています。
– 『マネジメント』:私の投稿にも、今まで多くドラッカーについて書いてきました。オーストリア出身の経営学者であるピーター・ドラッカーが書いた経営学・組織論・社会学の古典です。経営者(リーダー)が組織(ビジネス)を運営するために必要な知識や技術や態度を体系的にまとめています。彼は経営者の役割や責任、目標設定や意思決定、計画や評価、人材育成やコミュニケーションなどについて詳しく解説しています。
– 『リーダー・イズ・アート』:アメリカの作家であるマックス・デプリーが書いたリーダーシップ・組織論・芸術論の古典です。リーダーは組織(ビジネス)を芸術作品と見なし、その美しさや意義や価値を高めることが役割だと説いています。彼はリーダーが持つべき資質や能力、組織のあり方や変化への対応などについて洞察力豊かに論じています。
                         - 『フィフス・ディシプリン』:私の投稿にも、今まで多くピータ・センゲについて書いてきました。左のはしごの図です。ピーターセンゲアメリカの経営学者であるピーター・センゲが書いた経営学・組織論・システム思考の古典です。リーダーは組織(ビジネス)をシステムと見なし、その構造やパターンやダイナミクスを理解することが重要だと説いています。彼は組織が学習するために必要な五つの規律(システム思考・パーソナルマスタリー・共通ビジョン・チームラーニング・メンタルモデル)を紹介しています。
– 『こころの知能指数(エモーショナル・インテリジェンス)』:アメリカの心理学者であるダニエル・ゴールマンが書いた心理学・感情論・教育論の古典です。リーダーは自分や他人の感情(エモーション)を知り、管理し、利用するここの能力(エモーショナル・インテリジェンス)が必要だと説いています。彼は感情が知能や人格や行動に及ぼす影響や、感情を育てる方法や教える方法などを詳しく書いています。

『Start with why.(スタート・ウィズ・ホワイ)』:イギリス出身の作家であるサイモン・シネックが書いたリーダーシップ・経営学・マーケティングの古典です。リーダーは自分や組織(ビジネス)が何をするのか(ホワット)やどうするのか(ハウ)ではなく、なぜするのか(ホワイ)を明確にすることが重要だと説いています。彼は自分や組織の存在意義や目的を伝えることで、人々を感動させることができると説いています。下の文章に感銘を受けています。

 人間の行動に影響を与える2つの主な方法、つまり操作とインスピレーションを比較することから始まります。シネックは、インスピレーションは、2つの中でより強力で持続可能であると主張しています。本は主に、人生とビジネスで成功するためのリーダーシップと目的の重要性について説明し、地球規模の問題の解決策を見つけるために、リスクを冒し、現状に逆らうことの重要性を強調しています。さらに、リーダーシップは、国が団結し、国または地球をより文明的な場所にするための共通の利益を促進する鍵を握っていると信じています。人々は目的意識(または「なぜ」)に触発されるため、コミュニケーションするときは「なぜ」を最初に使う、そして「方法」や「何を」は後に使うべきだと言います。シネックはこのトライアドをゴールデンサークルと呼び、最も内側の円は人々の動機または目的を表す「なぜ」があり、外の輪は、人々のプロセスまたは方法を表すリングで囲まれ年輪状の同心円で囲まれていると表現しています。
『Good to Great.( グッド・トゥ・グレート)』:アメリカの経営学者であるジム・コリンズが書いた経営学・組織論・戦略論の古典です。リーダーは良い組織(ビジネス)をさらに素晴らしい組織に変えるために、必要な要素やプロセスを分析しているとしています。優れたリーダーの特徴やビジョンの重要性、組織文化や価値観の役割、革新や変化への対応などについて解説し、その中で企業がどのようにして良い会社から素晴らしい会社に移行するか、そしてほとんどの企業が移行に失敗する方法を説明している事に、ついて書いていることに興味を覚えました。
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