過去から学び考えるフォアキャスティングから抜け出よう。Which is better for future vision such as Back casting or Fore casting?

 

「バックキャスティング」か、「フォアキャスティング」

何か新しいこと、特にそれが大きく、そして複雑なことであるとき、私たちが持たなければならないものはビジョン、そして、そのビジョンを作る。 きっと多くの人は、”ビジョンを作ることは大変に難しく、一日、二日徹夜しても実現できるものではない”といいます。

たとえばいま、私たちがビジョンを限られた時間内につくらなければならない、複雑な環境の中に、持繞可能な組織社会を作るビジョンである。きっとそれには、社会の仕組みを大きく変えていく必要がある、そして実現するまでには何年も何十年もかけていく必要がある。

つまりイノベーションが必要で、それ動かし統ける何らかの「仕組み」が必要になる、この仕組みは「マネジメント·システム」、 持続可能な社会を作るということは、日常生活にも使えるマネジメント· システムをつくることが必要。

きっと、たとえば、海外で長く働いていた経験のある人は必ずと言ってよいほど「英語の勉強をどうやったらよかったのですか?」という質問を受ける。そのときはすぐ自分の経験を話すのではなく、それでもいいかもしれませんが、まず、質問をしている人がなぜこの質問をするのかな、目的、質問者はどの程度の知識レベル、そしてどこに行きたいのか目的地などについて話をし、聞きます、たとえば。「英語ができるようになって何をしたいのですか?」「そうしたらどこでどのようなことをしたいんですか?」ということを聞かなければならない。

つまり、英語を勉強して何をしたいのか、を聞く必要がある。それがその人の『ビジョン』です。そのようなビジョンを持つことなく、なんとなく「英語を勉強したいがどうすればいいか」と聞かれてもアドバイスを行うことはできません。聞き手のポイントがわからず、自慢のような話で考え思い出しながら話すのはいかがでしょうか。どんなことでも、何か新しいことをしようとする人にとって、『ビジョン』を持つことは非常に大事です。 旅行先で楽しく過ごすために英語を勉強する。地元の人と楽しく話をするために英語を勉強する。外国で仕事をするために英語を勉強する。いずれにせよ、どのレベルでも、英語は一日や二日程度の徹夜で上達することはできません。数年はかかる。 でも、netflix,prime videoをうまく使う、英語の参考書よりも、毎日、映画を見ること、聞くこと、1000時間以上、家で2時間、電車で往復2時間、1年弱で、かなり慣れ、ああそうか、と理解、納得できるでしょう。非常に長い期間、勉強し続けなければならないことありません。

そして新しいことを身に着ける勉強は、私たちにとっては大変につらい。最初の「英語を勉強したい」という持ちだけでは長続きしません。この熱い気持ちを続てきる期間は人によって違いますが。気持ちに頼らない仕組みをもって自分が自然と動き続けることができる仕組み、システムを作ることです。

 

ビジョン、システムをつくる方法は二つ

 

「フォアキャスティング」、これは「現状はこうである。これまでこういう伸び方をしている。このまま伸ばしていくとこうなるだろうと経験に基づく考え方を基礎としたシステム・仕組みを作る。たとえば天気予報も、前線は気圧配置に変化がないため明日も雨が降り続けるでしょう」という言い方をする。(「いまこうだからこうなるよ、というアプローチがフォアキャスティングです。基礎はこれ、将来はこうなるでしょう。考えの起点はあくまでも今であす。 それに対して「バックキャスティング」があります。これは、いまがどのような状況にあるのかは考えず、まず「どうなりたいかのビジョン」を考える。つまりビジョンを先に作る。要するにバックキャスティングは未来から現状を見直す、振り返る、その現在から未来を埋めていのが、バックキャスティングです。

日本では、多くの場合、過去から学び、先を考えるフォアキャスティングを使うのでしがらみから抜け出ることができていません。

最初の例の英語の勉強も、「なんとなく英語を勉強したい」といういま持っている気持ちから英語を勉強し始めると、英会話学校に行く、そしてやめてしまう。ラジオやTV講座,youtube学習をする、でもきっと結果は挫折する。やっぱり勉強してTOEICを受けようかと、参考書を買ってくる、てもこれも途中で挫折する·····となってしまう。 このように「なんだかどこへ行きたいのかはわからないけど······」というやり方をしている人が多いが、「何のために(英語)をやりたいのか?」「英語会話のスキルつけ、国連職員になりたいのか?」などなど、最終的な姿を自分の中で描くことが必要です。またできれば、いまの状況と比べて何をどうどのくらいの期間で埋めていけばよいのか、そしてどのように行動していけばよいのかのイメージがわき、目的につくロードマップができる。 私たち日本人の多くは残念ながらこの方法を得意としていないようです。山からみることが不得意です。しかし、国連のエネルギー政策にしても、持続可能な社会つくりのSDGsにしても、「私たちの国はこうなる、世界はこうなる、こうする。」というビジョンを持って政策を立案している国は意外と多い、日本も取り組んでいます。たとえば中国である。中国でもアジアにおける環境会議で、中国の代表者が「私たちは50年後の中国をこういう国にしたいと思っている。そのためにいま、この施策を打っている」と主張した。それに対して残念ながら日本の代表者は「いま、私たちはこの問題に直面している。それを乗り越えるためにこの施策を打っている」と主張、それぞれの主張方法の違いから、「バックキャスティング」と「フォアキャスティング」の違いをよく分かっていただけると思います。さてあなたはどっちを選びますか?「バックキャスティング」ですか、「フォアキャスティング」ですか?

最後は行動を開始する、ビジョンが、新しい製品や技術、考え方を開発します、そしてその新しいものをつかう人が出てくる。そして、他の人たちも、「自分も使ってみようか」と考える。しかし、いいビジョンで、正当性があっても、人はなかなか行動を変えることはできない。「どんなに美しい言葉でもそれだけでは伝わらない」と理解して、自分の言葉で伝え雑談する人が出てくることが必要。

これまで慣れていることから、

行動を変えること ができるのだろうか?

 

行動の変化が起こるのは、新しい方法とこれまでの方法を比べたとき、新しいやり方によりメリットがある場合は行動が変わります。でも、メリットが大きいだけで、人はなかなか行動を変えない。変化には何かの損が起きるから、時間がかかるから、使い方を知らなければ、学ばなければ、他人が見たらどう思うだろうか?と気にしなければならない、気疲れする、などである。

そうしたデメリットよりもメリットが大きいときに、人は行動を変えます、クルマはまだまだガソリン車ですが、ハイブリッド車がでた、今は電気自動車を電気店で売るそうだ。地球温暖化に対する炭酸ガス削減の効果は明らか。

身近な話題についてコミュニケーション、雑談することです。その結果、社会システム、会社のシステムが変わります。コミュニケーションは社会環境を変えます。でも何かネットワークが必要です。コミュニケーションはフェースツフェイスで、話の内容が相手に伝わっているか確認しながらできます。話が一方的になったとき、カナダ、アメリカでは立ち去る人、不明点を質問をする人が多くいた気がします。相手に意が伝わってコミュニケーションの価値が生まれます。そして行動すれば価値は価値を生んでいきます。ゴールに到着します。何か考えるとき、理論や形式にとらわれるのではなく、そこに人間的な面をどんどん入れていくことで、結果的に物事はスムーズに進み、組織も活性化します。

さてここで質問です、

 

60%~80%は何を意味する数字でしょうか?

 

・働く人の60~80%はビジネス上の決断に必要な情報を発見できないか、情報があっても自らの決定に生かせない使えないと考えている
・第一線社員の80%は、自分に必要情報は何かが分からず、また入手可能な情報も入手方法、そして情報を何かの決定に活かすことができないと回答。
・マネジャーでも60%の人は上と同じ内容の回答。
一方、60%~80%の人たちは、役立つ情報はどこかにはあるはずと感じています。でも勤務時間内で、それは発見できないか、あったとしても限られた人しか閲覧権限がない、時間の中でそれを十分に活用することはできない。 「初心者が何か新しいことを始める際には認知的負荷は高くなります。人間にはメタ認知と呼ばれる意識プロセスがあります。
note: メタ認知とは自分が認知していることを客観的に把握し、制御すること、つまり「認知していること、していないことを認知する」ことです。 メタ認知能力をアップできれば、自分自身を冷静に見ることができ、結果、高い目標の設定や達成力、問題解決力などを引き上げることができます。
次に、処理すべきことが増えると、そのすべてを処理することができなくなります。
そこで人々はチームとコミュニケーションをし、状況からくる要求事項を簡素化しようとします。そして自分への要求内容を許可、承認なく変える。または変えてしまう。

業務は適切に観察され、業務の設計は実情に合っているように見直された業務遂行手順や要領が用意される。
身近な業務などの話題について雑談、相談コミュニケーションの場の仕組と設置により仕事はスマートに進められます。議論するコミュニケーションでは知識取得をより容易にすることができ、目の前の様々なものごとの意味を正しく捉えることができます。

多くの会社・組織の75%は『コミュニケーションは、「社員努力を会社や顧客の利益となる仕事に集中させるため、会社側のメッセージを現場サイドに伝達するため」と定義』しています。
これに対し『コミュニケーションは「社員の業務に必要な情報を共有し利用すること」と定義』している会社組織は10%に過ぎなかった。でも、経営大全(日経ビジネス人文庫)でグルは、この上も下の情報提供はリーダーの経営上の責任で、コミュニケーションとは違う!」とのこの定義について批評的です。そして、現場の意見は強い調子で、「全然分かっていない。すべてを明快にし、どのような意味を持つかを明らかにすることが重要なのだ。そんなことも分からないから、経営陣は状況を明快にするでもなく、ただ組織内の調整や自分が管理できることのみに執心している。」 「何をすべきか」「それをどのように進めるべきか」についての最終決定を行うのは、会社が決めたプログラムやプランでもなければ、また経営意思の決定技術、ITなどの技術でもない。それを行うのは組織で働く人々です。より良い意思決定を可能とし、会社のビジョンにむかうためにコミュニケーションはビジネスの「かなめ」となるように存在すべき。より良いコミュニケーションを行うには、日々の仕事の中で「コミュニケーションは身近な話題について雑談する」とシンプリシティーを実現させる必要があります。シンプリシティーは仕事の選択肢に際限のない組織の中で自分は何をすればいいのかを見出すために、複雑な状況を明快にしシンプリシティー=カンタンにすることです。 「賞賛すべき企業」は明確な目標と目的を持っている。驚くべきことではない。自らの目標と目的を明確に保ちビジョン達成のため日夜、努力を続けている企業です。

ビジョンを作る方法

ビジョンはコミュニケーションの身近な話題として日常に存在すべきです。社員しらずのビジョン、会社のHPに載っているだけ。 私たちがビジョンを見るときは限られた時間内で対応が可能でなければなりません。変革に必要で、変革し続ける何らかの「仕組み」が必要になります、この仕組みが「(変革)マネジメント·システム」です。 仕組・システムは、Input ->Transformation-> Output で構成されます。

たとえば、身近な話題って何でしょうか。これからITに関連する仕事で働く必要のある人はきっと「ITの勉強をどうやってやったらいいでしょうか?」とチームリーダーに聞いてみようかなと思っているでしょう。そのとき、まずチームリーダーはITに関連する仕事が職場に入ってくることをすでに知っているのですから、先取りの確認をチームにする、「ITが入ってくるんだけど、こんなトレーニングを進めようと考えているけど、どう思いますか?」ということを、こちらからチーム員に聞きに入らなければなりません。そして、ここでも先取りの確認をチームにする、「学んだあとあなたは今後どんなことをさらに学びたいですか?」のようなことを確認する必要がある。そのような確認がなく、なんとなくクエスチョンとアドバイスのキャッチボール的なやり取りをするだけのコミュニケーションは非効率です。どんなことでも、何かことを行おうとするときは、先取りの確認をチームにする、ビジョンを確認し合うが非常に大事です。気持ちだけの行動は途中で停滞し頓挫しやすい。パッションだけでは不十分、自分自身、職場、組織のマネジメントのシステムを使うことです。

 

最初に書いたことのおさらいです。

ビジョン作成には、二つ知っておいたほうがいいことがあります。
フォアキャスティングとバックキャスティングは、どちらも目的達成のための課題を発見するためのアプローチ方法です。・フォアキャスティングは現在を起点として、未来を予測する思考方法で、現状の課題に気づきやすく、改善に取り組みやすいというメリットがあります。 ・バックキャスティングは最初に目標とする未来像を描き、次にその未来像を実現する道筋を未来から現在へとさかのぼって記述する、シナリオ作成の手法です。

①フォアキャスティング。「今はこうである。これまでこういう変化をしている、伸びをしている。この成果は達成ー20%だ。このままだとこうなってしまう。過去・現状を基礎・起点とした先の未来思考です。過去、現在を見て分析、分析ばかりやらないが、Forecastingし改善します。起点はあくまでも「いま」から「みらいのビジョン思考」です。です。②バックキャスティングは、いまどのような状況にあるかは考慮せず、まず「どうなりたいか」の未来を考えます。つまり思い、想いビジョンを先に作る。そしてそこから現状を振り返り、その間を埋めていくシナリオを作る、これがBackcastingです。
例、ITのトレーニングも、「なんとなくITを勉強したい」といういまの気持ちから、勉強を始めトレーニングは受けるが、何かむつかしい気がしてとかの理由付けをして、結果挫折します。 挫折しないようにするためには、の学習のステップをリストアップし、 ·メンタリング(継続的指導)& コーチング(指導)·クラスルームトレーニング & 実践訓練 ·IT(ノート·パソコン、ネットなど) ·スポンサーシップ、チャンピオンシップ ·個々の仕事の手順・標準のイントラネット情報 ·追加予算 ·人員の追加 ·専用スペースや場所の提供 ·オフィシャルミーティング & オフサイト·ミーティング ·研究データ ·ベスト·プラクティスツールと課題リンク、そしてリーダーから提供する。もちろんチームメンバーに問いかけコミュニケーションをして提供する情報を体系し、適切なッールを適切なタイミングで、正しく使えるようにする、それにより社員の仕事を減らし、正しい仕事に集中させること。

最後に実践行動です

Design Safety System

 

 

 

 

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