Let’s talk about Worst case scenario

Worst case scenarioについて

千葉で朝、鹿児島で昼一番に地震がありました、また度々大きな事故が起きています。そこでworst case scenarioについて話してみたいと思います。特に、ワーストケースシナリオとそれに対してどうすればいいのかについてです。

ワーストケースシナリオとは、最悪の事態を想定したシナリオのことです。例えば、地震が起きた場合、どんな影響があるのか、どんな対策が必要なのか、などを考えます。ワーストケースシナリオを考えることには、メリットとデメリットがあります。

事前に危機管理するメリット

メリットは、事前に危機管理をすることができることです。最悪の事態に備えて、予防策や対処法を考えておくことで、万が一その事態が起きたときにもパニックにならずに対応できます。また、ワーストケースシナリオを考えることで、自分の価値観や目標を見直すこともできます。例えば、地震が起きた場合、どんな影響があるのでしょうか?交通機関が止まったり、電気や水道が止まったり、負傷者や死者が出たり、などです。これらは非常に深刻な問題です、でも、それだけではありません。地震が起きたことで、社会や経済にも大きな影響が及ぶ可能性があります。例えば、物流や生産が滞ったり、株価や為替が暴落したり、不安や恐怖が広がったり、などです。これらは長期的な影響をもたらす可能性があります。例えば、自分が大切にしているものは何なのか、自分がやりたいことは何なのか、などを明確にすることができます。

事前に危機管理するデメリット

デメリットは、不安や恐怖を感じすぎることです。ワーストケースシナリオを考えすぎると、現実的ではない可能性もある最悪の事態にとらわれてしまい、日常生活に支障をきたすことがあります。また、ワーストケースシナリオを考えることで、自分の能力や運命に対して否定的になることもあります。例えば、自分は何をやってもダメだと思ったり、自分は不幸な人生しか歩めないと思ったりすることがあります。

 

ワーストケースシナリオを考えるとき

では、ワーストケースシナリオを考えるときには、どうすればいいのでしょうか?6つのポイントがあります。

1. ワーストケースシナリオを考える目的を明確にする。ワーストケースシナリオを考える目的は、危機管理や自己啓発など、ポジティブなものであるべきです。ネガティブな目的でワーストケースシナリオを考えると、不安や恐怖を増幅させるだけです。
2. ワーストケースシナリオから学ぶことを見つける
3. ワーストケースシナリオを現実的にする。ワーストケースシナリオは、可能性が低くても起こり得る事態であるべきです。可能性がほぼゼロの事態を想定すると、現実感がなくなります。また、ワーストケースシナリオは、具体的で明確であるべきです。曖昧や抽象的な事態を想定すると、想像力が暴走してしまいます。


4. 事前に準備する。地震だけでなく身近に起きる可能性がある災害・事故の発生頻度は低いかもしれませんが、ゼロではありません。だからこそ、事前に準備をしておくことが大切です。例えば、非常用の食料や水や薬を用意したり、避難場所や連絡先を確認したり、防災グッズや保険を揃えたり、などです。これらは自分や家族の命を守るために必要なこと、勤め先では自分のチームの命を守るためにひつようなことです。
5. 冷静に対処する。事故・災害が起きた場合、パニックになってしまう人も多いかもしれません。しかし、パニックになってしまうと、正しい判断や行動ができなくなってしまいます。だからこそ、冷静に対処することが大切です。例えば、周囲の状況を把握したり、指示や情報に従ったり、協力したり、などです。これらは自分だけでなく他人の命を守るために必要なことです。
6. 前向きに考える。事故・災害が起きた後、悲しみや怒りや絶望に陥ってしまう人も多いかもしれません。しかし、ネガティブな感情に支配されてしまうと、回復や復興に向けて前進することができなくなってしまいます。だからこそ、前向きに考えることが大切です。例えば、感謝したり、励ましたり、支えあったり、事故災害直後では非常にむつかしいと思いますが、などです。これらは自分だけでなく社会や経済の回復や復興にも必要なことです。

以上がワーストケースシナリオについて考えるポイントでした。事故災害は誰も望まない出来事ですが、それでも最悪の事態に備えることはしておくことだと思います。Let's Think to Design Safety System

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