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「リスク(Risk)」というもの?

「リスク」というのは、「安全」と「危険」の明確な線引きができないので、確率で表現するときの用語です。 科学の専門家が、理論を駆使して明確な線を引き、「安全」は確保されると思っていました。しかし、チェルノブイリ原発事故(1986.4.26)で、そんなことは成りたたない意識が広まった。そうした状況のなかで、『リスク社会』が表面化しました。 天災で「自然的リスク」、だが人災は「人為的リスク」とも言われます。 「危険」は、制御、操作できない外から、やってくると考えられているものです。 人が「自然」や「伝統」を絶対的なものは操作不能、コントロールできないものと考えていた時代には、事故・災害がおきても天災のようにうけとめ、あきらめていました。貧困や病気も、天候不順や凶作と同じように、「不運」とうけとめられていました。

いかがですか?

「リスク」は、人間が作り出すもの、働きかければ減少することができると今は考えられています。人びとは、交通事故はもちろん、地震や津波の被害も、予測可能だったのではないか、内からでも外からでも情報提供があれば安全サイドにする選択は可能だったのではないか、と考えるようになっています。 「危険」ではなく「リスク」の意識が生まれれば生まれるほど、政治や専門家への批判やクレームは強くなっていきます。 ではどうすればいいか。 トップダウンで政治家や専門家がぜんぶ決めるのもではなくみんなで参加·対話で解決することが必要です。 リスクは必然的に、全員で見極める力量を持ち対応しなければと考えます。 リスク低減活動に取り組むことが重要な時代です。 あなたはスカイダイビングのリスクについてどう考えますか? スキンダイビングはいかがですか、 では、あなたの仕事のリスクは、日常生活のリスクはいかがですか?

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